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桃蜜ナイフ

真っ白なシーツの上、全裸のユノの横に膝立ちになったチャンミンは白刃のように光る果物ナイフで剥き始めた。桃を。
「あっ」
長い腕を軽く伸ばし、細かな毛に被われた皮をベタッ!とユノの胸の乳首の上に落とす。高められたまま突然放り出されていたユノは声をあげてビクっと震える。
「あっ、あっ・・・」
「汁にまで感じるんですか、あなた」
甘い果汁と厚切りの果肉がベタッベタッとユノの上に散る。正反対のチャンミンの冷えたまなざしと声。
「チャンミン、俺、違うから。浮気とかしてないから」
「他の男とホテルに入っていったのは何」
「酔っぱらいを介抱していただけだ。ベッドに寝かせてすぐ出てきた」
自分からユノを迎えに来ていたチャンミンは折り悪く一部始終を見たのだ。エントランスで身をすくめたのはその眼光にであって、やましさからではないのに。黙って車にを乗せた彼は玄関ですぐさま全裸にさせ、立ったままユノをすみずみまで改めた。いっさい口を挟ませなかった。
「暗くてよく分からないな」
ユノに壁に手をつかせ、自分は膝まづき、臀部を鷲掴むとすぼまりまで凝視していた彼はつぶやいた。羞恥に右手で壁にすがり、左手を丸めて口に当てていた恋人をベッドルームまで引きずり、全てのライトをつけて、またすみずみまで改める。
「ここは分からないな」
利き手の人差し指と中指をとろりとしたローションまみれにしてユノに挿れる。
「こんなことされましたか?」
「されてないっ」
「でも、ベッドの上でネクタイをゆるめたりシャツのボタンを外したりしたんですよね?僕以外の男に」
「介抱、だか、らっ」
「分かっていても腹が立つ」
この桃いい匂いでしょう?ユノと食べようと思って買ってきたんです。桃を種まで果物ナイフでこそぎ終わると、ダッシュボードにナイフを置く。怒りをこらえた無表情で執拗に指ですぼまりを慣らす。青筋が浮き出た大きな男茎を挿れる。ユノの尻がバウンドする勢いで突きあげると白い体から桃の皮が身が汁がずれ、伝う。
「あああっ、好きなのチャンミンだけだよっ」
「本当に?」
「ああっ、ほんと・・・」
「ユノをいいようにして、抱いていいの、僕だけですね?」
「あっあっ、いいようにしてっ・・・」
桃が体の下で潰れてシーツもユノもベタベタになっているのに、ユノは快楽にんあんあ声をあげている。横たわらせ片足を高くあげさせた姿で後ろから突き、乳首をなぶっているとイッた。向かい合わせでも、バックでも。桃の身で舌を首を乳首を撫でられてもビクビクしながら、
「やあっチャンミンの指がいい」
「やあっチャンミンの口がいい」
「やぁああ、チャンミンがいいーっ」
肌を桃色にして感じている。指で口でヨくして、男茎でヨくして、頭がかすむほどの快楽に登りつめる。

ぐったり眠ってしまったのに、汁で肌がかゆくなるといけないからとチャンミンは下だけはいた姿でユノを抱き上げる。毛布を敷いたソファに運んでキレイにぬぐう。ぐちゃぐちゃになったシーツをダストボックスの上ではらうとバラバラ落ちていく桃の欠片たち。
ソファにもどると目を閉じている愛しい大好きなユノをじいっと見つめた。
もしユノが浮気したら。
チャンミンの脳裏に白刃のような果物ナイフがきらめいた。

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Re: m**iさん:

> 嫌なニュースとはなんでしょう?
> 例のスタイリストのことだとしたら忘れましょう。
構いません。
北の騒がしい国のことでしたら、本当に嫌なニュースです。それとも個人的にお嫌なニュース?どちらにせよ、消え去りますように。

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